from Vintage

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ようやくアメリカから到着しました。
「エコなリサイクル」が大きなテーマ。

必要以上な量の物を作って余らせるという大量生産大量消費され、
温暖化で季節がずれてるのに昔ながらのタイミングで展示会が開かれ必要ないほど早く納品され、
まだまだ売れるのにもうセールにかけられるというシステム。
そういったシステムに乗りたくないなーと思い、季節に関係なく出来た時に納品されるという
自由なやり方をとりいれてみました。
前々回にアメリカに行った時にふと話に出てきたカシミヤ。
カシミヤとは、言っても全て素材はヴィンテージのカシミア。
昔のカシミヤは今のカシミヤと違って肉厚で頬ずりしたくなるほど上質な物が多いんですよね。
やはり上質な物は虫さんも美味しいのでしょうか、食われちゃって穴があいちゃってる物も多いんです。
でもそれを1枚づつ違う色や形をその場で考えて穴やシミなど短所を何とかして長所に変えて、
そのままでは着にくかった物を可愛く、他に無い様に変える事。

そして物を作る人も売る人もちゃんと睡眠時間もとって楽しい気持ちで仕事しないと楽しいものは作れません。
大量には作れない。
いや、楽しくないなら創れない。

シルエットパターンは60年代のヴィンテージスウェット。
定番でいてゆるぎないクラシカルなシルエット。
昔は汗をかくほどのトレーニングや運動がしやすいウェアだったスウェットではありますが、
アスリートでもない私は、そこまで汗をかくことがない習慣なのでカシミヤ100%で再構築。
ヴィンテージスウェットには見る事のない大胆なパターン配色で蘇りました。

カシミヤにデニムにビーサンは、お茶とご飯とお漬物=お茶漬け、並みの鉄板メニュースタイリング。
女性ならシンプルなタイトスカートや、キレイ目トラウザーに合わせてウキウキに浮かせてのスタイリングも刺激的。
とは言ってもあくまでも自由なスタイルで着まわしてほしいアイテムには違いない。

色々な箇所がランダムにひとつの形に構築され、同じ物は存在しない全て1点物。
個人的には裏面で着る予定。というより自分から見たらこっちが表。
大胆なライブ感もスタイリングにおいて必要なエッセンス。
トレンドという枠をこえた大海原の旅に出てみようと思います。
 

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