香りは時に記憶にのこり、その時の場面や気持ち等を思い起こしますよね。
香りとはすごいものです。
沢山お問い合わせいただいておりました「AGRARIA」の「タッセル」。
ようやく再入荷致しました。
素敵な香りを振りまくアグラリアのタッセル。
新しい香りがリリースされております。
さらに香りが継続するようにリフレッシュオイルが加わっております。
全8種類お好みで調整していただけます。
しかし、そもそもタッセルとは何なのか？
っと言うことで、少しタッセルのストーリーをお伝えいたします。
こちらイスラム教の房職人および彼の妻の絵。
現在、高い位の牧師のオフィスから卑猥なストリップクラブまで様々な場所で
タッセルは使用されています。
旧約聖書にある申命記の第22章にも身にまとう上着の四すみに、
ふさをつけなければならないと記載され、その歴史は古くから伝わります。
房馬具を備えたラクダ。
古代エジプト人(メソポタミア)およびアラブ世界の至る所で房は
悪霊と悪魔を防ぐために子どもの帽子およびフードに付けられてきました。
タッセルは締め金(アクセント)を意味するラテン語の単語tasseauから来ています。
単語「passementiers」の起源は長い年月であいまいになっていますが、
起源はフランスからと言われています。
何故ならフランスで造られるタッセルは、完璧でとても美しい物であるからです。
「passementiers」とはタッセル職人をさし、
タッセル職人マスターになるには7年もの年月を要しました。
クラレンスハウスタッセルはビクトリア朝の理想でありました。
タッセルやそれに関連する事柄の形式は数年間の間スタイルを変え続けました。
その設計のいくつかは、一つの手作りのタッセルのために多額を費やし、
ヨーロッパやアメリカの職人によって現在に受け継がれております。
提灯(ちょうちん）を付けると明るくなります。
タッセルは装飾として世界中で広く一般に使用されました。
古代、中国の飾り立てたランタン、剣、衣類および靴に付けられました。
中国と日本では房の色は、剣道に優れた人達のランクを示しました。
私達の日常しばしば使われる金糸や金の束縛が織り交ぜられた
美しい節のある赤いタッセルは、幸運のシンボルとされてきました。
仏教では、タッセルは、気分を理解することができ、どんな大災難も
回避するためにそれらを追い払うことができると見なされています。
現在、最も一般的なタッセルを用いているうちの1つは、卒業生のこて板状の
四角で平たい房飾りつき帽子上に着用されたタッセルです。
卒業式では、房は学校教育の完成を表示するために正方形の帽子の1つの側から
他方に移動させます。
また、私たちはタッセルのデザイン性の創造にふけりました。
90年代の初めに、私たちは、バーグドーフ・グッドマン用の
ダイダイ・ポプリ入りのタッセルを作成しました。
それらは、瞬く間に売り切れ、再生産を繰り返しひと段落するとそのタッセルが
サンフランシスコの町のほとんどの家庭に広がりました。
1915年のパナマ太平洋万国博覧会からの記念品にもなりました。
タッセルのデザインのカクテルテーブル。
タッセルアーティスト「Erté」にて伝統に基づいて造られた衣装。
最終的にバーレスクの衣装に使用されることを阻止することが
できませんでした。
(地位や伝統、時間や技術を費やしてきたがゆえ)
っというストーリですが、いかがでしたでしょうか？
タッセルは色々な文化の中でシンボルとなってきたのですね。
是非、アグラリアのタッセルから好みの「香り」のシンボルを見つけて
バッグやキーホルダー、ドアノブ、クローゼット・ホックあるいは
衣装ダンスの取っ手に付けていただいたり、プレゼントなど贈り物として
使っていただけたらと思います。
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